EC-03とPassolを比較してみる

【の】さんのご好意で、モーターショーで撮影なさったEC-03の写真をいただきました。ありがとうございました。
Passol(5UY2)との比較をして見ます。

市販が発表されたEC-03との比較を追記しました。

※EC-03の写真はすべて【の】さんの撮影された写真です。他への転載・改変については一切なさらないでください。

それぞれ写真をクリックすると大きな画像が表示されます。

比較してみると、地道にコストをさげているところが垣間見られます。この点でも市販に対してかなり近いところまで来ているように思います。
・フロントフォークのアルミ鋳造(多分)→鉄材溶接組み立て 塗装品
・クロムメッキ部品の塗装化(ハンドル、ヘッドライトリム、後部取っ手、ミラーステー、ウィンカーステー)

その反面、シート下周り部分、フロントカバーは新規部品となっています。これもあって全体としてメリハリもあり綺麗な仕上がりです。

 Passol(5UY2) EC-03(東京モーターショー出展車) 変化点
見た目はやはりシート下部分が大きくなっていることと、ヘッドライト下のフロントカバーが大型化されていることが目立ちます。現行Passolがほっそりとした印象なのに対して、EC-03ではフロントカバーとシート下のカバーで存在感が大きく感じられるデザインになりました。

<市販EC-03>注目のバッテリーは従来のPassol-L/EC-02の25V・24Ahから50V・14Ahになりました。カタログでは定地で43km走行なのでPassol-L/EC-02と変わりません。おそらく灯火などが12V化されたためのコンバーターが必要になり、その分のロスもあったのではと思います。
仕様比較はこちらに追記しました。
フロントホイール周り。ここは一見変化していないようですが。。。次の写真でもわかるように鋳造のステム+アウターであったものがおそらく鉄材の溶接にかわっています。フォークブーツも蛇腹の数が変わっています。ホイールの刻印はPassolと同じでした。

<市販EC-03>フォークブーツの段数、モーターショーと同じ4段タイプになっています。これはおそらくアウター径がかわったことで新作したものと思われます。
従来は塗装された鋳造ステム+アウターが見えていましたが、EC-03では溶接組み立て品+樹脂カバーとなっています。また、ケーブルのガイド兼フロントカバーの取り付けステーも上側は従来ハンドルと一緒に動いていた大きなもの(ステムシャフトに共締めされていたメッキ部品)がヘッドパイプに溶接された小さなステーと別体のフロントカバー上部を支えるステーに変更されています。

また、フロントカバー内側のコントロールユニットも大型化されています。Passolはスロットルセンサー本体がこの部分に入っているのですがPassol-L、EC-02以降はスロットルハウジングに内蔵になっています。とするとこの大型化したフロントカバー内、何が収まっているのか興味あるところです。裏側のやや下を見ると、警告音用と思われる穴が開いています。

下側のケーブルガイド等がPassolと同様の別部品をボルト留めとしていることから、さすがにフレームのアルミ→鉄はやらなかったようです。

<市販EC-03>ステム周りはモーターショーのときのままで市販されているようです。ただし塗色はシルバーに変わっています。
メインスイッチ周り。ここはカバーが茶色になっています。個人的にはこの色気に入っています。EC-03、まだコーションラベルは貼られていません。
※キーの上のボルト、私のPassolはソケットに変えています。ノーマルはEC-03のと同じワッシャ組み込みボルトです。
この記事はこちらをご覧ください。
メーター周り。形状はPassolと同じですね。「sound」の文字が消えています。PassolはイグニッションONのときにボタン操作に応じてアイドル待機時の音やウィンカの音を3パターン、2音量で選べましたが、EC-03ではどうなるのでしょうか。EC-02には音を選べる機能は付いていません。

#ちなみに私はごく普通の音にしています。他の音はちと恥ずかしい。。。

<市販EC-03>メーター周りはPassolのほぼそのままのようです。soundの文字はやはり消えていますので、Passolのときのような音が選べる機能は無いようです。
ハンドルはクロムメッキからEC-03では白塗装になりました。ヘッドライトがマルチリフレクタになったこと、ウィンカの形が変わったこと、フロントカバーが大型化されたところが大きな変化点です。
私のPassolはスロットルセンサが別にフロントカバーに入っているタイプのためスロットルワイヤーがありますが、Passol-L/EC-02はワイヤーはなくなっています。

ヘッドライトのリムも樹脂クロムメッキから白塗装?に変わっていますが、サイズは同じように見えます。
これらはコストダウンと思われますが、チープさを感じさせないところがいいですね。

あとEC-03の後ろの衝立?、拡大してみてわかったのですが一面コンセントが埋め込まれています。プラグインを意識した展示ですね。

<市販EC-03>ヘッドライトは結局12V 40/40Wとなりました。レンズはPassol/EC-02と同じようなレンズカットタイプです。バッテリーが50V化されたのでコンバーターで降圧させていると思われます。ウィンカーはレンズ色がオレンジの槍形になりました。
 メーター周り、ハンドルが白だとだいぶ印象が変わりますね。左のハンドルスイッチはPassol/EC-02と同じものがつかわれているようです。標準装備の右ミラー、これもステー部分がクロムメッキだった部分がおそらく黒亜鉛メッキ?に変わっています。
ヘッドライトのアップ。Passolが昔ながらのレンズで光を拡散するものに対して、EC-03はリフレクタ(反射板)で光を拡散させるものに変わっています。最近のバイクでは広く使われているタイプです。【の】さんによるとEC-03展示車についていたバルブは12V/40Wのものだったそうですが展示用のものとのことでした。

<市販EC-03>結局ハロゲンバルブ 12V 40/40Wに落ち着きましたね。今までは24Vバルブだったのでバルブの入手性が悪かったのですが、これでその悩みもなくなります。
ウィンカ。従来はEC-02も同じ丸いものが付いていましたが、EC-03からは大型バイクなどでも使われているような槍形のものになりました。【の】さんによるとなんとLEDだそうです!!市販時もLEDで出てきて欲しいところですね。 ウィンカーステーも樹脂クロムメッキから樹脂素地になっています。

ついでに被視認性向上の観点でポジションランプ兼用になってくれてもいいかもしれませんね。

 そして一番変わったところがシート下周りでしょう。Passolではシート下がすかすかですが、EC-03ではリヤフェンダーを逃げるぎりぎりまでバッテリーが入る部分が後ろに広げられ、かつシート下部分も大きくなっています。テールライトも一回りほど大きくなったようです。

ナンバープレートの角度も少し立ったようです。おそらくプラグイン充電器・コードが入っているであろう部分が増えたことでテールライト、ウィンカが後ろに移動しています。
シートも後方下側にステッチが入っており、若干短くなったようです。シート後ろの取っ手もクロムメッキから塗装に変わっています。

白の樹脂カバー部分も、分割組み立てタイプではなく、1ピースで構成されているようです。シート後ろと取っ手の間の小さいカバー、色が違う点と白いカバーとの隙間があることからもしかしたらシートにくっついて開く部分かもしれません。
左側で変わったところはリアサスの支持部分ですね。バッテリーのスペース確保のためか、真横からの写真で比較するとだいたい2cmほどシート下の斜めのパイプが前に移動しているようです。このためかリアサスの支持部分が後ろに延長されています。(それにしてはフロアのカバーがPassolの流用のようですので実はホイールベースが伸びたというのも可能性がありそうです)シート前側の下には現行Passolと同様コンビニフックがついています。

ヘルメットホルダ、Passolでは付属のワイヤーをヘルメットのDリングにかけるタイプですが、この部分はEC-02のようにそのままDリングを引っ掛けられるように改善してもらいたいところですね。EC-03がどうなるのか期待したいところです。

心臓部分、モーター周りの外観からの変化は無さそうですね。ただ、【の】さんによるとモーター性能はEC-02のモーターを基に進化しているそうですので、この点でも航続距離のUP、期待したいところです。(Passol+EC-02バッテリー、EC-02とも1本あたり30km程度が実用距離)

また、シートの開閉キーの差込口も従来のシート後ろから左に移動しています。ここだと操作性がよさそうです。

【の】さんによると車体に電源コードも内蔵してあり引っ張り出してコンセントに接続、充電できるそうです。

<市販EC-03>シート下に電源ケーブルが内蔵されており、これを引っ張り出してコンセントに刺し充電です。純正オプションで10mの漏電ブレーカー付き延長コードが販売されます。
また、全長ですがカタログを見ると1565mmとなっており、Passol/Passol-Lより35mm長くなっています。

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