EVの走行音について

4輪でもFC、電気自動車などエンジンを全く使わない車両が徐々に実用化され始めています。ここで顕在化してきている問題として歩行者が車両の接近に気づきにくい点があります。
視覚障害をお持ちの方のみならず健常者にとっても音がほとんどしない車両は気づきにくく、場合によっては危険なこともあり得るのはたしかです。

正論としては今まで以上にドライバー/ライダー側が歩行者にきちんと配慮し運転すること、歩行者も自動車、バイクに気をつけて歩行することという原点に戻るのが一番と思います。コストも一番かからないですし。ただし問題点としてはそうすぐにドライバー側、歩行者の意識を変えることは容易ではないことでしょうか。その点では国土交通省の検討方針は現実的な対応と思います。

そういった法規性なしで歩行者の安全確保ができる車社会になってほしいものです。

疑似音発生装置 民間の取り組み

・DATA SYSTEM \12,600-
電子音を運転者操作で発生させるものです。16種類の音色(車が通ります、雨音、猫の鳴き声、自転車のベル、その他)を選択できます。ほかに音色を1つにしたものもあります。夜間にはイルミランプの線を接続することで音を低減するようになっています。

・米国スタンフォード大学
エンジン音を模した音を発生させる装置を試作しています。特徴としてはハンドルを切った方のスピーカー音量をあげることでしょう。

・神戸の中学生の発明
明石市立中学校の生徒さんが発明したのは、平たい金属の筒に小さな円盤を入れたものをホイールハブの部分につけて約20km/h以下の走行時にカチャカチャ音を出すものです。この発明のすばらしいところは動力・電源を要さないことと速度があがると自動的に音を出すのを止める機能があることでしょう。

国土交通省の取り組み

国土交通省では2009年7月より「ハイブリッド車の静音性に関する検討委員会」を立ち上げ検討をスタートしています。(議事録など資料あり)

方向性としては、速度20km/h以下で擬似音を出すこと(ただし運転者が任意で一時的にOFFすることができるのも可)となりました。